Interview01インタビュー

 

機能科学品グループ
大岡 佳史Yoshifumi Ohoka
2023年入社
Interview01
01 Reasons 入社の決め手
高分子合成化学を専攻していたことから化学メーカーを志望。なかでも、転勤のない働き方と将来設計のしやすさ、そして大学時代の先輩が活躍している安心感から、丸善石油化学への入社を決めた。
02 Career step キャリアステップ

2023年:入社/研究所 機能性樹脂開発課

2025年:営業本部 機能化学品部 機能化学品グループ

My job 現在の仕事内容 03
フォトレジストの技術営業を担当。半導体の開発・製造を手がけるメーカーから課題や要望をヒアリングし、開発メンバーと協力しながらお客様に合わせたサンプル品の試作、提案等を行う。

Chapter 01 仕事をするなかで
気づいた
潜在的な思い。

入社後は、研究所にてフォトレジストを扱っていたそうですね。
主に2つの業務に携わりました。一つは感度測定機器の立ち上げです。フォトレジストにおけるもっとも重要なパラメーターと言われる“感度”を測定する機器になり、業界内でもかなりめずらしいものになります。ただし、扱うのには専門的な知見が必要になるため、扱える人がいない状況で。そこで、機器の設定などを緻密に行いマニュアル化し、活用できる状態に仕上げました。もう一つは、既存製品であるKrFレジストのコストダウンに向けた処方の改善です。処方自体はある程度固まっていたところから参加したのですが、既存製品になるため、汎用品として量産するための細部を煮詰めていく過程に携わりました。
その後、現在の営業本部に異動するわけですが、どのような経緯で?
学生時代にずっと研究や実験をしていたので、研究職として仕事をしたいと思っていましたが、働いているうちに“もっといろんな人と関わりながら仕事をしたい”と思うようになりました。これまでの業務で営業のみなさんと関わるなかで、視野が広がっていく実感もありましたし、私自身、人と話すことことが好きなので、異動希望を出し、それが叶ったかたちです。
相仕事をするなかで気づいた潜在的な思い。

Chapter 02 半導体の未来に
貢献する。

技術営業として半導体メーカーを担当されているそうですね。
そうですね。半導体は急激に進展している分野の一つで、お客様のご要望も日に日に難易度が増しています。研究所時代には、KrFレジストを扱っていたのですが、現在は光の波長がさらに短く、精度が高いArfレジストやEUVレジストも取り扱っています。お客様側もさまざまな半導体を開発しているため、用途や機能によってご要望もさまざま。その一つひとつを正確に把握し、社内をつなぎ、最適な製品を供給することが使命です。
急成長している産業に携わるのは、やりがいも大きいのではないですか?
今では半導体はあらゆるモノに使われているので、そうした“時代を支える製品”の開発に携われているのは非常にやりがいがあります。進化のスピードもめまぐるしく、改良を繰り返し行っていく日々ではありますが、より高付加価値な製品をお届けすることで半導体の性能向上に貢献し、より良い産業の発展に寄与できればと思っています。
半導体の未来に貢献する。

Chapter 03 新しいチャレンジから
得られる
成長の実感。

営業の仕事という点では、実際に携わってみていかがですか?
“人と話すのが好き”と先ほどお伝えしたのですが、やはりビジネスの現場で“伝える”ことの難しさを痛感しています。実験の場合は、自分さえわかっていれば前に進んでいくのですが、人と人とのコミュニケーションはそうはいきません。“論理を扱う”という点は共通しているものの、まだまだ伸び代がある分野だと感じています。一方で、成長を実感しているところも多くあります。今まで“やったことのない”新しいチャレンジをしているので、そうした意味では苦労も多いですが日々刺激的ですし、これまでになかった学びがたくさんあります。社内にもお手本のような方々が大勢いるので、これからもたくさんのスキルを身につけていきたいです。
最後に、入社の決め手にもなった働きやすさについてはいかがですか?
フレックスタイム制度やテレワーク勤務制度など、柔軟に働くことができるのは非常に魅力的です。育児している方などもこうした制度を利用しながら、柔軟にやりくりしていますね。あとは、転勤がない安定感は大きいと思います。将来的には、結婚や住宅購入なども当然考えるので、そうした際に心配がないということは大きな魅力だと思います。
新しいチャレンジから得られる成長の実感。
Challenge これから挑戦したいこと 04
一流の営業パーソンになるべく、このキャリアへ挑戦したいと思っています。学生時代から長らく研究や実験に携わってきましたが、営業の仕事に携わるなかで多くのやりがいを実感しました。同時に、先輩たちの仕事ぶりを見て憧れも感じています。お客様はもちろん、社内の仲間からも信頼される営業パーソンを目指して、これからも精進していきたいです。
05 1 day schedule とある1日のスケジュール
8:30
出社/メールと当日のタスクを確認
9:00
製造スケジュールの検討、事務処理
9:30
見積書・会議資料等の作成
11:30
社内のDX・業務効率化プロジェクトの対応
12:30
昼食
13:30
お客様との定例ミーティング
15:00
定例ミーティングの議事録作成
16:00
月報資料作成、事務処理
17:30
退社