Interview06インタビュー
- オレフィングループ
- 古閑 唯斗Yuito Koga
- 2019年入社
- 01 Reasons 入社の決め手
- インフラを支える仕事に興味があり、化学メーカーを中心にさまざまな企業を見てまわる。なかでも丸善石油化学は日本トップクラスの規模を誇り、スケール感のある仕事に携われることに魅力を感じ、入社を決意した。
- 02 Career step キャリアステップ
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2019年:入社/化成品部
2023年:生産管理課
2025年:基礎化学品部
- My job 現在の仕事内容 03
- プラスチックなどの原料に使われるプロピレンの営業を担当。安定的かつ滞りなく販売を行うため、在庫管理や物流管理等の供給体制の整備を行う。
Chapter 01
裾野が広く、
責任感のある仕事。
- 入社してからこれまでのキャリアを教えてください。
- 入社後は、塗料やインキの原料として使われる溶剤の営業を担当しました。その後、2023年に生産管理課に異動し、原料や燃料の管理をはじめ、製品の入出荷手配、装置の運転指示など、生産活動に必要な各種手配・管理を行いました。
- その後、現在のオフィレングループに異動されるわけですね。
- 現在は、プラスチックや自動車部品などの幅広い製品に使用されるプロピレンの営業を担当しています。営業と言ってもお客様への売り込みを中心としているわけではなく、化学メーカーや商社などの既存のお客様に対して滞りなく製品を供給するために、生産・在庫管理や物流管理、損益管理などを中心に行っています。プロピレンの用途は裾野が広く、あらゆる製品に使用されるため、その根幹を支える大きな責任を感じながら日々従事しています。
Chapter 02
複雑なピースを
組み合わせていく醍醐味。
- どのようなところにやりがいを感じていますか?
- この仕事は当社だけでは完結せず、さまざまなステークホルダーとともに関わり合いながら行っていくので、その調整が合致したときはやりがいを感じますね。というのも、プロピレンについては当社で大量の在庫を抱えることができないので、常に需給のバランスを整えておく必要があります。当然、当社の供給体制を万全にしておくことはもちろんですが、場合によってはお客様のトラブルで予定通りに納入できないケースもあります。そうした場合は、すぐに別の販売先を見つけなければならないですし、最悪のケースでは当社の生産を止めなければなりません。そうした状況を避け、常に円滑に業務を進めていくうえでも、日頃から各ステークホルダーと 密接にコミュニケーションを図り、最新の情報をストックすることを心がけています。
- これまでさまざまな経験をしてこられましたが、振り返ってみていかがですか?
- もともと法学部出身で、石油化学業界に対する知見がないところからキャリアをスタートしましたが、知れば知るほど奥が深い仕事だと感じます。現在扱っているプロピレンは基礎化学品になるのですが、それを生産するとその副産物として化成品も生産されます。したがって、プロピレンが欲しいからといってそれだけを生産できるわけではないんですよね。なので、製品全体の需給やエネルギーバランス、工場の稼働率など、さまざまな要素を勘案しながら何が当社にとってもっともメリットがあるのかを考え、ピースを組み合わせていく過程に、この仕事の醍醐味があると思います。
Chapter 03
ダイナミックさと柔軟さが
ここで働く魅力。
- スケール感のある仕事に携わりたいという点では、どのように感じていますか?
- エチレンプラントでは日本最大級を誇る一方で、従業員数については他の大手メーカーほどではないため、一人ひとりの業務範囲は広いですし、裁量も大きいですね。私自身も年間で数百億円の取引を行っていますので、影響力の大きさを実感しますし、社会や産業の根幹を支えている手応えも感じています。
- 一人ひとりの役割が大きいのですね。
- そうですね。ただその分、一人ひとりの担当者の声に耳を傾けてもらえることも事実です。“このように改善した方が良いのではないか?”といった主体的な発信については真摯に向き合ってくれますし、“まずはやってみよう!”と前向きに受け止めてくれます。キャリアについても同様で、“やりたい”と言ったことは柔軟に対応してくれますし、私自身も自らの意志でこれまでのキャリアを形成してきました。そうした意味では、このダイナミックさのなかに合わせ持つ柔軟さが、当社の魅力なのかもしれません。

- Challenge これから挑戦したいこと 04
- とにかくいろんなことに挑戦したいと思っています。今の仕事においても業務範囲を広げてさまざまなスキルや経験を得ていきたいですし、経理などの管理部門から会社全体を見る仕事も面白そうだなと思っています。加えて、当社の関連会社へ出向する機会もあるので、自分自身で幅を狭めることなく、いろんなことに前向きに挑戦していきたいと思っています。
- 05 1 day schedule とある1日のスケジュール
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- 9:00
- 出社/前日の生産量・在庫量の確認
- 9:30
- 船の動静確認
- 10:00
- メールチェック、事務作業
- 11:00
- 販売数量・損益の集計
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- お客様との商談
- 15:00
- 帰社
- 16:00
- チームミーティングにて生産計画の検討
- 18:00
- 退社
